昆虫食に興味はあるけど、食べても大丈夫かを気になっている方も多いのではないでしょうか?
昆虫の成分は体に悪くないのかな?
食べたらお腹こわしたりしないのかな?
そこで今回は昆虫食のデメリットをお伝えしたいと思います。
近い将来、おそらくもっと身近な食材になる昆虫食。
デメリットも知った上で、今から少しずつ試しておくのはいかがでしょうか。
昆虫食のデメリット
昆虫食のデメリットを5つご紹介します。
①甲殻類アレルギーの方は注意
②昆虫食を食べる危険やリスク
③残留農薬や化学汚染
④コスパが悪い
⑤見た目の抵抗感
①甲殻類アレルギーの方は注意
まずはなんといっても、注意すべきなのは「甲殻アレルギー」のある人は食べてはいけないということです。
それはトロポミオシンというタンパク質です。
このタンパク質が、アレルギー症状を引き起こす原因となります。
なので、甲殻アレルギーアレルギーをお持ちの方は食べるのはやめましょう。
②昆虫食を食べる危険やリスク
昆虫食を食べたら体に害を与えたりしないかと心配しますよね。
昆虫は何をエサにしているかわからないし、毒を持っている場合もあるのではないかと。
なので、昆虫に詳しくない人は自然採集した昆虫は絶対に食べないようにしましょう。
昆虫食は、衛生的な環境で養殖された市販の商品を買うようにしてね。
国連食糧農業機関(FAO)でも、以下のように述べられています。
Q:昆虫食は危険ですか?
A:昆虫が他の食材のように衛生的な環境で扱われる限り、病気
や寄生虫が人間に伝染された事例は知られていません。引用: 国連食糧農業機関(FAO)
昆虫の食糧保障、暮らしそして環境への貢献1
③残留農薬や化学汚染
昆虫食は自然の中にいるので、田んぼなどの農薬や殺虫剤の影響を受けてないかを心配する声もあります。
このようなことからも、やはり安全な環境で飼育された昆虫を取り扱うメーカーのものを購入することを推奨します。
④コスパが悪い
特に昆虫の原型の姿を残したものは、1匹あたり100円以上になるものが多いよ。
小さな昆虫などは、1匹あたり100円もするとなると割高な印象です。
今はまだ昆虫食はコスパが良い食材とは言えません。
しかし今後、昆虫食が人気になり参入するメーカーなどが増えると、価格はもっと下がってくるのではないでしょうか。
現在は、高温乾燥され姿がそのままの状態のものや、細かくパウダー状になったもの、お菓子などに加工された状態で販売されていることが多いです。
⑤見た目の抵抗感
昆虫食のデメリットは、なんといっても見た目の心理的要因があるのではないでしょうか。
私の周りにも「虫」と聞いただけで、嫌な顔をし拒絶する人も多いです。
昔から食べる風習のあった地域では、自然に口にしていたかと思います。
そうでない人は、「THE 昆虫」の姿をしたものを味わうのは勇気が必要かもしれません。
だから、各メーカーは粉末にして使ったりと、なるべく昆虫への抵抗を少なくなる商品の開発に奮闘しているよ。
虫嫌いな人も、徐々に昆虫食になじんでいける時はそう遠くはないような気がします。
こちらは昆虫が苦手だった人が半年間、昆虫食を試してみてわかったメリットデメリットが書かれた記事です。
ご参考にしてください。
昆虫食専門店TAKEO(タケオ)のサイトです。
▶︎半年間昆虫食を試してわかった5つのこと | 昆虫食のTAKEO
まとめ
今回は昆虫食のデメリットについてお伝えしました。
②自然の中で育った昆虫は、有毒であったり農薬が残っている場合もある
③昆虫食は自然の中で採取したものでなく、市販のメーカーのものを食べるようにしましょう
④価格がまだ高い
⑤見た目が悪い
今はまだ価格も高く、抵抗がある方も多いでしょう。
しかし、環境に優しい栄養食である昆虫食が、もっと身近な食材になるのは時間の問題ではないでしょうか。
昆虫食に興味がある方は、お菓子などに加工されたものだとトライしやすいですよ。
少しずつ昆虫食に慣れてみてね。
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